業種別審査辞典とは?
「業種別審査辞典」とは、企業や業界の信用調査や審査を行う際に使用される参考資料で、各業種ごとの特徴やリスク要因、審査のポイントがまとめられた辞典です。業界ごとの財務状況や市場動向も含まれますので、金融機関や信用調査会社が融資や取引先選定の際に利用することが多いです。
業種別審査辞典はどこで読むことができる?
業種別審査辞典は1冊1500ページ×10巻で本棚の段が1つ埋まるくらいのボリュームがありますし、1冊あたり税込み24200円もしますので、気軽に自宅に置けるものでありません。
大きな図書館に行けば置いてあると思いますので、どうしても読みたい方は図書館で探してみてください。ただし、辞書扱いになってて、貸出はできない場合は多いようです。
中小企業診断士にとっての業種別審査辞典
実はこれ、いろんな業種の支援を行う中小企業診断士にとっても役に立つ資料でして。専門家派遣や窓口相談で担当させていただく企業の業界のことを短時間で頭に入れておくのにとても役に立つんです。相談に来る方は専門家に相談する心持ちでいらっしゃるので、「その業界のこと何も知りません」ではお話になりませんもんね。
24万2000円で業種別審査辞典を買った!
そんなわけで、中小企業診断士として本気で企業を支援するにあたり、24万2000円払って業種別審査辞典(14次)を買いました。補助金の申請支援の他、経営改善や創業支援など、一層力を入れて取り組んでいきたいと思います!
中小企業診断士は業種別審査辞典を買え
中小企業診断士として駆け出しの方は、この業種別審査辞典を買うことをオススメします。足りない知識と経験は本で補いましょう。絶対にすぐ元が取れるので買わない手はないと思います。
出かける準備をして、大きな図書館に行って、該当の業種を探して、図書館のコピー機でコピーして、家に帰って読む。これだけでたぶん2時間くらいかかりますよね?その2時間で他に何ができます? 他の専門書を読むなりブログやメルマガを書くなり、何だってできますよね? これから何回も図書館に行くことを考えたら、この2時間の積み重ねは大きいですよ。
というわけで、気になった方は下記から見てみてください。
追記
この記事を書いたのが2021年9月、それから2年数ヶ月ほどして、業種別審査辞典15次が発売されました。書い直すかどうか検討中。新しく買う方は、中古の14次よりも、新品の15次が良いと思います。
コメント