伴走支援勉強会

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会員支援部

千葉県中小企業診断士協会は6つの部とプロジェクト推進室で構成されていて、私は会員支援部とプロジェクト推進室を担当させていただいています。

https://chiba-smeca.com/about/

会員支援部では主に、春と秋に千葉県協会への入会を募る「診断士祭り」の運営を行っています。他には、中小企業大学等の中小企業診断士養成機関の卒業式に登壇して、千葉県協会の紹介を行ったりしています。

この手の養成機関は全国から診断士になりたい方が集まっているので、卒業生の皆様は卒業後は全国各地に散らばります。そんな状況で千葉県協会の紹介をしても、興味を持って聞いてもらえる確立は低いので、毎回ちょっとつらい思いをしているんですが。たまにこの紹介をきっかけに入会してくれる方がいるので頑張ってます。

プロジェクト推進室

もう一つのプロジェクト推進室では、主に毎月の勉強会の開催を行っていて、創業支援や融資相談などのような診断士としてベーシックなものから、資金繰りや採用育成などのやや専門性の高いものまで、幅広い展開を行っています。

他にも、6つの部のどれにも割り振りにくいような仕事が舞い込んで来ることがあって、割と何でも屋的な部署となっています。

理事はボランティア

ちなみに、千葉県中小企業診断士協会の理事会はボランティアで運営されています。理事をやっているから、毎月固定で報酬をもらえることも、いい案件の仕事が舞い込んでくるということもなく、理事会への交通費すら支給されません。

その分、いろんな専門性を持った他の理事の方と交流を持つことができているので、私は結構満足しています。ノリで行ったら、高校の部活みたいな感じです。学校の勉強(診断士の仕事)の他に、部活(理事会)もやって楽しんでます。

伴走支援勉強会

前置きが長くなってしまいましたが、千葉県中小企業診断士協会 プロジェクト推進室主催で「伴走支援勉強会」を開催しました。Zoomの司会は何度やっても慣れなくて緊張します。

Screenshot

伴走支援とは?

ちなみに伴走支援とは現在経済産業省が進めている施策で、下記のように定義されています。

①経営課題の設定のための支援を強化すること、②経営改善や成長のために実行していくべき方針の内容に経営者が「腹落ち」することにより企業の潜在力を引き出すことは、いずれもすなわち中小企業、小規模事業者の経営力を強化(再構築)することに繋がる。よって、このような支援モデルを「経営力再構築伴走支援モデル」と称することとする。

出典:経済産業省 伴走支援の在り方検討会報告書
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220315002/20220315002-1.pdf

これまで企業の販路開拓や資金繰りなどの課題を解決するための助言を行う支援だったものから、一歩引いた視点で経営課題の設定からの支援を行うものになります。

出典:経済産業省 官民合同による伴走型支援について
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/bansou/index.html

補助金の申請支援などで事業計画書を作成して、手っ取り早く成果報酬をいただくのに対して、伴走支援は長期間の支援となります。やりがいがある分、責任感も重大です。

勉強会の講師の今井和夫先生からは、「中小企業診断士の仕事はたくさん勉強して自分自身も成長し、支援企業から感謝されてお金がもらえる、大変幸せな仕事である」という言葉をいただきました。いつか自分もそんな素敵な言葉を後輩に伝えられたらいいなと思いました。

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この記事を書いた人

千葉と東京を中心に中小企業の支援を行っている中小企業診断士です。千葉県中小企業診断士協会理事、生成AI研究会幹事。
2019年診断士取得、毎日着物生活は6年目に突入しました。穏やかな語り口と着物の見た目から、経営者の悩みを聞いたり、従業員の本音ヒアリングを得意としています。
セミナー、執筆、経営相談など、お気軽にお問い合わせください!

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