この記事には広告が含まれています。
木下斉氏の著書「まちづくり幻想」の一節によると、福岡の株式会社ふくやは辛子明太子を開発し、その製造ノウハウを無償で他社に提供したとのことです。
これには、これまで珍味でしかなかった辛子明太子を、惣菜として食卓に上げてみんなが食べるようにならなければならないという思いがあったそうです。その結果として様々な企業が辛子明太子の事業に参入し、最盛期には1500億円を超える明太子市場が生まれたのです。
最近では2019年にトヨタ自動車がハイブリッド車(HEV)の特許を無償公開し始めました。この結果として、将来ハイブリッド車への参入と市場の拡大が起こるのかどうか分かりませんが、注目したいと思います。
ちなみに今日1月10日はふくやが初めて辛子明太子を販売した日。そして明日の1月11日は辛子明太子が辛すぎるというクレームが入った日です。
コメント