小規模事業者持続化補助金 コロナ特別対応型、第4回目の締切分が発表されました。採択率は3割を切って悔しい思いをしている会社様も多いかと思います。
小規模事業者持続化補助金とは
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が販路開拓や業務効率化のための取り組みに対し、国が経費の一部を補助する制度です。ものづくり補助金や事業再構築補助金と同様に、事業計画作成→申請→採択の手続きを経て補助事業を行います。
ものづくり補助金や事業再構築補助金と比較して補助金の額は少ないものの、個人事業主や小規模の企業でも取り組みやすい補助金なので、近年では多くの事業者が申請に取り組んでいます。事業計画書を始めて作成したという経営者の方も多くいらっしゃるようで、診断士の私としては良い取り組みだなと関心しています。
中小企業診断士にとっての小規模事業者持続化補助金
一方、中小企業診断士にとって小規模事業者持続化補助金の申請支援はどうかというと。やりがいのある支援ではありますが、この申請支援で報酬をいただくのは申し訳ないなというのが正直な所。申請する枠にもよりますが補助金の上限200万程度ですからね。
まぁ相談されたら申請支援の対応しますけど。それよりも、商工会に相談しに行ったり、中小企業診断士が来ている経営相談窓口とかに行ったほうが手っ取り早いし無料ですよ。と言ってあげたいけど、折角相談していただたので言い出しにくいんですよね。
私なりの小規模事業者持続化補助金の支援
というわけで、私なりの小規模事業者持続化補助金の申請支援は、主に経営相談窓口で完結するようにしています。だいたい60分の時間制限があるので、事業計画書がある程度形になっている場合は、ツッコミどころを探して具体性のある内容を提案したり、実現可能性のある数値計画に修正したりしています。
ちょっと困る(もしくはとてもやりがいのある)のは、ほぼ白紙の状態からの申請支援。60分である程度の形にしてあげたいので、私自身が手を動かして事業計画書のたたき台を作る感じになります。そこで役に立つのが、文字起こしアプリ「Notta」とChatGPTなんですが、そのあたりのことはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
文字起こしアプリ Notta
Nottaは、インタビューや商談、セミナーなど、あらゆる場面での音声を文字化し、重要なポイントを自動で抽出と要約をすることが可能なAI文字起こし・議事録サービスです。
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おまけ テキストマイニング
今回採択された補助事業名をテキストマイニングしたものがこちら。
やはり今回もオンライン販売のECサイト構築や飲食のテイクアウトが多かったようです。
2回目の締切分の発表には約2ヶ月、3回目は約3ヶ月、4回目は約4ヶ月かかっていることから、申請数も右肩上がりになっているようです。5回目締切分の発表は3月末頃でしょうか。世間は受験シーズンですが、合格発表を待つ受験生のように、支援先の企業様の採択結果をドキドキしながら待つ日が続きそうです。
事業名のテキストマイニングについては、ものづくり補助金でもやってみてますので、そちらも合わせてご覧ください。
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