
2025年11月5日、勝浦市商工会にお招きいただき、「生成AIを活用した業務改善実践講座」セミナーに登壇してまいりました。当日は、地域のビジネスを支える熱意ある経営者や行政の方々にご参加いただき、ありがとうございました。
毎回のセミナーでは、講義資料をダウンロードしていただく際に、簡単なアンケートを実施させていただいています。色んな場所でセミナーに登壇させていただいておりますが、アンケートの結果から、一つの気づきがありましたので、今日はそれを共有したいと思います
アンケート結果から気がついた事実
それは、AI活用の二極化が、すでに凄まじいスピードで始まっているという事実です。
例えば、こんな感じの感想をいただきました。
ChatGPTを使ってみたことはなかったんですが、ても便利なツールであると実感しました。
一方で、このような感想もありました。
指示文の書き方を工夫して精度を高めるコツ、実務に落とし込む際の事例など、さらに応用的な内容も聞きたかったです
「知らなかった」という層と、「もっと応用が知りたい」という層。この差は、今後開く一方です。
「AI、誰かやっといて」が一番危険
経営者の中には、「AIは難しそうだから、若いやつに任せておこう」と考えていらっしゃる方がいるかも知れません。しかしながら、この判断が今、最も危険だと思います。
なぜなら、AIを使いこなすことこそが経営戦略そのものであり、使いこなすかどうかの差はどんどん開いていくからです。AIの活用を部下に丸投げすることは、経営戦略の策定を丸投げすることに他なりません。
AIに触れて活用してみることは、もはやITスキルやITリテラシーの問題ではなく、経営者としての挑戦そのものなんですよ。たぶん。まずはご自身のスマホで、「ウチの商品のキャッチコピーを10個考えて」と話しかけてみてください。その小さな一歩が、ライバルとの大きな差を生む挑戦の始まりです。
勝浦市の皆様の熱意に応えられるよう、私自身も「さらなる応用編」という新たな挑戦の準備を進めてまいります。

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