千葉県中小企業診断士協会主催の「伴走支援勉強会」の運営に携わらせていただきました。Zoomの司会は何度やっても慣れなくて緊張します。
ちなみに伴走支援とは現在経済産業省が進めている施策で、下記のように定義されています。
①経営課題の設定のための支援を強化すること、②経営改善や成長のために実行していくべき方針の内容に経営者が「腹落ち」することにより企業の潜在力を引き出すことは、いずれもすなわち中小企業、小規模事業者の経営力を強化(再構築)することに繋がる。よって、このような支援モデルを「経営力再構築伴走支援モデル」と称することとする。
出典:経済産業省 伴走支援の在り方検討会報告書
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220315002/20220315002-1.pdf
これまで企業の販路開拓や資金繰りなどの課題を解決するための助言を行う支援だったものから、一歩引いた視点で経営課題の設定からの支援を行うものになります。
補助金の申請支援などで事業計画書を作成して、手っ取り早く成果報酬をいただくのに対して、伴走支援は長期間の支援となります。やりがいがある分、責任感も重大です。
勉強会の講師の今井和夫先生からは、「中小企業診断士の仕事はたくさん勉強して自分自身も成長し、支援企業から感謝されてお金がもらえる、大変幸せな仕事である」という言葉をいただきました。いつか自分もそんな素敵な言葉を後輩に伝えられたらいいなと思います。