埼玉県中小企業診断協会主催のスキルアップ研修に参加してきました。(ちなみに埼玉県の協会は「診断士」の「士」が入っていないので、キーボードで入力する時にいつも間違えてしまいます。)
埼玉県協会は私の所属する千葉県協会よりも会員数が多く、研修の運営がしっかりしていたのが印象的でした。例えば上の写真のインタビューボード。これがあるだけで不思議と「ちゃんとしている感」が出るんですよね。千葉県協会でも購入するように理事会に提案したいと思います。
研修で印象に残ったことは色々ありましたが、埼玉県会長の髙澤彰先生が「補助金の申請書作成だけの支援依頼はお断りしている」という話をされたことです。これは、そもそも事業計画書は経営者が作成するものであり、中小企業診断士は企業の経営力を高めることを支援するものであるという、崇高な使命感が根底にあります。
補助金の申請支援件数や補助金の額は数値化しやすいので、実績をアピールする際に使用されがちですが、中小企業診断士として大切な根本を見失わないようにしないといけないなと痛感しました。