もの補助 テキストマイニング

2020年3次ものづくり補助金の採択結果が発表されました。今回は6923件の申請の中から、2637件が採択されていました。2次の採択率57%から大きく下がり、約38%となっています。

採択された事業の内容は公開されてますので、その内容をテキストマイニングすることで、事業内容の傾向をつかんでみました。テキストマイニングとは、大量の文章データから、有益な情報を取り出す技術です。

参考:https://textmining.userlocal.jp/

それぞれの申請で事業内容は異なりますが、生産性を向上させる設備の投資に対する補助金ですので、「最新」「生産性」「導入」「向上」などは多くの申請に入っていたようですね。

コロナ関連では「対面」「乗り越える」でしょうか。機械加工関連では「制度」「製造」「生産」「工程」「深い」「硬い」「曲げる」「削る」などがありそうです。

緑色の形容詞は「手早い」「優しい」「著しい」「よい」「強い」「幅広い」「早い」など、前向きな言葉が目立ちました。

コロナ禍で経営の見通しが難しい中、採択された企業は未来に対して前向きな投資に挑戦しているのではないでしょうか。診断士として、今後も中小企業の挑戦を応援したいと思います。