コロナの借り換え保証

開始されることは以前から話題になっていましたが、ようやくコロナの借り換え保証の開始が決定しました。

中小企業庁:民間ゼロゼロ融資等の返済負担軽減のための保証制度(コロナ借換保証)を開始します。
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sinyouhosyou/karikae.html

保証限度額は1億円、保証期間は最長10年、据置期間は最長5年、保証料(事業者負担)は0.2%等となっています。

ただし、「金融機関との対話を通じて「経営行動計画書」を作成」する必要がありますので、金融機関と事業者共に業務の負担が増えるのが懸念されます。もしかしたら金融機関的には他の制度をご提案されるかもしれません。

もし経営行動計画書の作成にご不明点がございましたら、中小企業診断士等の専門家にお気軽にご相談ください。

行動計画書の例
https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sinyouhosyou/dl/keikaku_sample.pdf

また、売上減少要件に適合しているかどうか、据え置き期間がどの程度になるのかに関しては、金融機関のご担当者にご確認ください。

神は細部に宿る

「細かいことまでこだわり抜くことで、全体の完成度が高まる」という意味で「神は細部に宿る」という言葉があります。芸術やビジネスや研究など、様々な分野で使用されるこの言葉は、実は出典が定かではないようです。(諸説あります。)不思議な言葉ですね。

さて、実は私は千葉県中小企業診断士協会の理事の一人になってまして、研修部とプロジェクト推進室を担当させていただいています。どちらも研修や勉強会の運営に関わっていますが、最近は参加の申込みをGoogleフォームで行っています。

Googleフォームは、専門知識がなくても簡単に集計フォームが作成できるので、アンケートや申込みなどで広く使われるようになりました。研修や勉強会に参加していただくにあたり、分かりやすいGoogleフォームを作ることに力を入れています。

例えば、開催日時や参加費用の振り込み期限など、重要なことに関しては参加案内のメールに記載するだけではなく、参加申し込みのGoogleフォームに「確認しました」のチェックを必須にしています。

「確認しました」のチェックを必須にしています。

他にも、中小企業診断士は何だかんだで参加する勉強会が多いため、何の勉強会に申し込もうとしているのか分かるように、分かりやすいGoogleフォームのヘッダー画像を用意したりしてます。

Googleフォームのヘッダー画像

こんなことで「神は細部に宿る」というのも変かもしれませんが、中小企業診断士として関わる皆様に対しては、細かいことにも気配りをしていきたいなと思います。

島根県信用保証協会

経済産業省が伴走型の支援を進めています。今後は従来の課題解決型の支援と比較して、より中長期的な視点で企業を支援するやり方がスタンダードになっていきます。この背景として、ウクライナ情勢や原油価格高騰、円安など、外部環境の不確実性が高まってきており、企業内の経営資源だけでは対応が難しくなってきていることがあげられます。

経済産業省以外の省庁では中小企業に対して、どのような支援を行っているのか確認していたところ、偶然にも島根県信用保証協会の資料を見つけました。

起業支援によるコロナへの挑戦
https://lfb.mof.go.jp/chugoku/content/shiryou03.pdf

どのページも中小企業への支援の思いが込められており、勢いもあって素敵だなと思います。自分も中小企業を支援したいという初心の勢いは忘れないようにしたいと思いました。