経歴

中小企業診断士として独立するに至った経緯を書こうと思ったところ、実はその経緯は幼年期まで遡る気がしました。思い出を留めておくためにも、現在の診断士の活動と、過去の原体験をまとめておこうと思います。忙しい方は大学以降を御覧ください。

目次

あとでここに目次を入れます。

小学校

佐賀県伊万里市出身。
控えめに言っても、小学生の頃は勉強もスポーツもできて、授業中はいつも退屈で外を眺めてたような気がします。今思えば、学校の先生からは扱いにくく、また、扱わなくてもいい生徒だったように思います。

授業が退屈すぎたので、仮病で学校を休んでは教育テレビ(現在のEテレ)を見たり、4つ上の兄の教科書を読んだりしてました。そうすると、上の学年の勉強も理解してしまって、更に授業がつまらなくなるという悪循環に。

当時、好きだった教育テレビは「たんけんぼくのまち」。店員として働いている「チョーさん」が、自分たちが暮らす市町村について調べ、手描きのイラスト地図にまとめて発表する、小学校3年生向けの社会科番組です。

NHKアーカイブス たんけんぼくのまち
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009020019_00000
手描きで作るたんけん地図
https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010701


現在、中小企業診断士として経営者の話に耳を傾け、外部環境を調査して、プレゼン資料や報告書にまとめて発表していますが、その原点がこの「たんけんぼくのまち」にあるような気がしています。

2020年頃 船橋市勤労市民センターにて プレゼンの様子


さて、そんな先生受けが悪い私でも友達受けの方はは悪くなかったようで。小学校でカブスカウト(ボーイスカウトの下部組織)に入ったら、友達も何人か一緒に入ってくれて、とても楽しかった記憶があります。

カブスカウトでキャンプに行く時

夏休みの自由研究、商店街の調査の話。

中学校

小学校で少なからず天狗になっていた私も、私立の中学校に入ってしまえば普通の生徒に成り下がりました。「十で神童 十五で才子 二十過ぎれば只の人」という喩えがありますが。私の場合は、12過ぎて只の人になったわけです。

それでも神童だった頃のプライドだけは高くて。ちょうど博学才穎だった山月記の李徴のように、理想と現実の間で苦み続けることになりました。

現在は中小企業診断士として、起業のあるべき姿と、現在の状況を確認して、そのギャップを埋めるための課題を設定したりしてますが、私のその辺のルーツは、中学校時代に遡るのかもしれません。

中小企業診断士が作りがちな図

その理想と現実のギャップを埋めるべく、勉強に励むわけですが。いかんせん全寮制で規則正しい生活をしていたので、勉強時間は限りがあったんですね。学校が終わって部活をやって夕食とお風呂を済ませると、消灯までの約2時間が勉強時間に充てられます。

定期試験の2週間前には、朝6:00〜6:50の早朝学習が許可されるので、意識高い生徒は早起きしてテスト勉強をしていました。でも中学生くらいって、たぶん今でも、全然勉強してないのにテストで良い点を取ることに憧れがあるじゃないですか。だから、更に意識の高い生徒は、4時くらいに起きて、こっそり寮部屋から学習室に移動して、90分くらい勉強して、何事もなかったように部屋に戻ってましたね。

早朝学習のイメージ(Copilotで生成)

私はといえば、その更に上を行く意識の高さで、深夜2時くらいに起きて朝の4時頃に部屋に戻ってました。もちろんそんな無茶をすることで、日中の授業に集中することができなくなって、成績は下る一方だったのですが(笑)。何かに取り憑かれたように取り組むのは、この頃から変わっていないように思います。

高校

高校に入ってからは、良くも悪くも「上の中」くらいの成績で安定してしまって、自分の限界や現実を思い知らされました。山月記の李徴は自分の才能に絶望して虎になりましたが。自分は虎になる代わりに、陸上に打ち込んだような気がします。

たぶん九州大会の400mハードルの予選の様子

テストの点で敵わない相手でも、走る速さでは勝てる。これが現実を受け入れるためのギリギリの防衛ラインであり、結果として自分の些細なプライドを守ることに成功しました。陸上部の友達の話を聞くまでは…。

陸上部の友達の話 強いと速いは違う

文化祭の話 ニーズとウォンツ、企画、販売戦略、成功

浪人

執筆中 間違えたすべての問題をスクラップしていた話

大学

執筆中 仕送り無くなって駒場寮に入る

大学院

執筆中 研究室は狂気であるべき

新卒

執筆中 研究職

起業

執筆中

再就職

執筆中

独立

東京大学 工学部 マテリアル工学科 卒業。
東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 卒業。

一部上場企業で燃料電池関係の研究に従事し、その後キャラクターグッズメーカーを起業しました。数年の後、キャラクターグッズメーカーに再就職し、働きながら中小企業診断士の勉強を始め、2019年4月 中小企業診断士に登録しました。

現在は、千葉県中小企業診断士協会に所属し、事業承継研究会、製造業研究会、AI生成研究会などで勉強を続けながら、中小企業診断士の活動を行っています。

大きな会社での勤務から、中小企業、起業まで、様々な経験を積んできたところが私の強みであり、多角的な視点で経営の支援を行えるように研鑽を積んでいます。

今なら笑い話にできますが、東大に合格した翌日に原付きの試験に落ちました。「俺は何だってできるんだ!」と天狗になっていた自分を、神様が戒めてくれたんだと今でも信じて、謙虚な気持ちを忘れることなく生きています。